ジェイドセンプー（1999年生、母スマノチェリー）

ジェイドセンプー（1999年3月14日）は、日本の競走馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のホーエイヒロボーイ（当時14歳）と交配したスマノチェリーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）石田牧場。戦績は、地方14戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年のアラ系3歳以上B3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、石田牧場から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場されたが主取りとなった。

大野照男厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2001年）

11月21日、デビュー戦は上川将幸騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系2歳F5（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上川将幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のホワイトクラウンに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月20日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系2歳F3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上川将幸騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったハッタローズからクビ差の2着に甘んじた。

3歳（2002年）

1月2日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳F2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で上川将幸騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったビソウリベンジから1馬身3/4差の2着に敗北した。

1月29日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、アラ系3歳F1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で上川将幸騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月11日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、アラ系3歳F1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で上川将幸騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳F1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で上川将幸騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のベストヒメに2馬身の差をつけて2勝目を手にした。

4月10日、中6週で迎えた8戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳T1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

5月6日、中3週で迎えた9戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳T1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

5月30日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系3歳以上C6（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は上川将幸騎手（7戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るホクザングランドを上がり0位の末脚で半馬身差し切って3勝目をマークした。

6月20日、中2週で迎えた11戦目は、アラ系3歳以上C3（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上川将幸騎手（8戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したチェリーブラウンを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

7月3日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上川将幸騎手（9戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のクイックブルームに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月16日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で上川将幸騎手（10戦4勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

7月30日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系3歳以上B3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で上川将幸騎手（11戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のランハイセンプーをクビ差振り切って5勝目を掴み取った。