グリッターカーラ（2005年生、母フサイチエアデール）

グリッターカーラ（2005年3月14日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「輝ける＋りょうけん座のβ星」。毛色は栗毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時13歳）と交配したフサイチエアデールが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方2戦2勝。主な勝ち鞍は2008年の一般D1-1。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額4,400万円（110万×40口）で一口馬主が募集された。

松田国英厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2008年）

8月31日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

9月6日、連闘で迎えた2戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

10月4日、中3週で迎えた3戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

11月5日、中4週で迎えた4戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、ホテル四季の風賞（門別ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るプリモダンサーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月11日、連闘で迎えた5戦目は、一般D1-1（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るニイニイを別次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

4歳（2009年）

6月6日、約7か月の休み明けで迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

7月11日、中4週で迎えた7戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に終わった。