エリシオバイオ(2002年生、母プレイン)
Helissio Bio
2002.03.12
エリシオバイオ(2002年3月12日)は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名+冠名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエリシオ(当時9歳)と交配したプレインが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、地方37戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は2005年の氷ノ山特別。
経歴
デビュー前
当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、バイオによって945万円で落札された。
山本和之厩舎(園田)へ入厩。
3歳(2005年)
1月20日、デビュー戦は青山裕一騎手を鞍上に据えて、3歳F52(園田ダート1400m 晴/良)に出走。馬体重は505kg。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のグルームヘイローに約13馬身の大差をつけて初白星を挙げた。
2月8日、中2週で迎えた2戦目は、3歳F23(園田ダート1400m 雨/重)に出走。鞍上は2戦連続で青山裕一騎手(1戦1勝)。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコスモスサンダーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて優勝
3月16日、中4週で迎えた3戦目は、3歳F21(姫路ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で青山裕一騎手(2戦2勝)。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハワイアンマーチにクビ差交わされて2着に甘んじた。
3月30日、中1週で迎えた4戦目は、3歳F11(姫路ダート1400m 晴/重)に出走。鞍上は4戦連続で青山裕一騎手(3戦2勝)。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテンリビアーテに2馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。
4月20日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の氷ノ山特別(園田ダート1400m 雨/重)に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るワンダースピードを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて4勝目を手中に収めた。
5月18日、中3週で迎えた6戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳T1(園田ダート1700m 雨/稍重)に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
6月2日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のマイスター工房八千代特別(園田ダート1700m 雨/重)に出走。鞍上は岩田康誠騎手(1戦1勝)。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、2着となった。
7月28日、中7週で迎えた8戦目は、3歳T2(園田ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手(2戦1勝)。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。
8月25日、中3週で迎えた9戦目は、3歳T2(園田ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手(3戦1勝)。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。
9月13日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、3歳以上C1-2(姫路ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手(4戦1勝)。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
10月10日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた11戦目は、3歳以上C1二(園田ダート1400m 雨/稍重)に出走。鞍上は5戦連続で岩田康誠騎手(5戦1勝)。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のゲームアディクトをアタマ差振り切って5勝目を手にした。
10月19日、連闘で迎えた12戦目は、日本盛カップ(園田ダート1700m 晴/稍重)に出走。鞍上は6戦連続で岩田康誠騎手(6戦2勝)。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキクカアジュディを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。
11月2日、中1週で迎えた13戦目は、南あわじ市淡路人形特別(園田ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は7戦連続で岩田康誠騎手(7戦2勝)。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。
4歳(2006年)
2月22日、約3か月半の休養明けで迎えた14戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3二(姫路ダート1500m 曇/重)に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後はプリティピットと並んで1着同着となった。
3月9日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上B1二(姫路ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手(1戦1勝)。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エイユーラブリーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。
3月23日、中1週で迎えた16戦目は、子午線最南端特別(園田ダート1700m 雨/不良)に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手(2戦1勝)。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
4月20日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上B1二(園田ダート1230m 晴/重)に出走。鞍上は4戦連続で三野孝徳騎手(3戦1勝)。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。
5月4日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上A2一(園田ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で三野孝徳騎手(4戦1勝)。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。
5月16日、中1週で迎えた19戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、エフエムあまがさき82.0賞(園田ダート1700m 曇/稍重)に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。
6月27日、中5週で迎えた20戦目は、さわやか特別(園田ダート1700m 晴/重)に出走。鞍上は有馬澄男騎手(1戦0勝)。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。
7月6日、連闘で迎えた21戦目は、3歳以上B1二(園田ダート1230m 曇/重)に出走。鞍上は川原正一騎手(1戦0勝)。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。
7月19日、中1週で迎えた22戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、バファローズ特別(園田ダート1700m 曇/不良)に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。
12月14日、約5か月の休み明けで迎えた23戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、京都畜産特別(園田ダート1700m 雨/不良)に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず11着に終わった。
5歳(2007年)
1月5日、中2週で迎えた24戦目は、白鶴まるカップ(園田ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手(1戦0勝)。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。
1月17日、中1週で迎えた25戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2二(園田ダート1700m 曇/重)に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。
1月31日、中1週で迎えた26戦目は、東芝ライテック賞(園田ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は下原理騎手(1戦0勝)。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場を作れず12着に終わった。
3月7日、中4週で迎えた27戦目は、4歳以上B2二(園田ダート1230m 晴/良)に出走。鞍上は小谷周平騎手(2戦0勝)。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず12着に終わった。
3月20日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上B3二(園田ダート1230m 晴/良)に出走。鞍上は大山真吾騎手(1戦0勝)。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
4月3日、中1週で迎えた29戦目は、谷川真生騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3二(園田ダート1230m 晴/稍重)に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。
4月17日、中1週で迎えた30戦目は、日刊ゲンダイ杯(園田ダート1700m 晴/稍重)に出走。鞍上は三野孝徳騎手(5戦1勝)。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。
5月9日、中2週で迎えた31戦目は、生月特別(園田ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手(6戦1勝)。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。
5月23日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上B2二(園田ダート1230m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で三野孝徳騎手(7戦1勝)。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。
6月20日、中3週で迎えた33戦目は、3歳以上B2二(姫路ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で三野孝徳騎手(8戦1勝)。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。
7月12日、中2週で迎えた34戦目は、3歳以上B3二(姫路ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は5戦連続で三野孝徳騎手(9戦1勝)。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
8月13日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、有馬温泉 兵衛向陽閣特別(園田ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で三野孝徳騎手(10戦1勝)。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。
9月19日、中4週で迎えた36戦目は、阪急高速バス特別(園田ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は7戦連続で三野孝徳騎手(11戦1勝)。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。
10月2日、中1週で迎えた37戦目は、3歳以上B3二(園田ダート1230m 晴/良)に出走。鞍上は8戦連続で三野孝徳騎手(12戦1勝)。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。