ノーザンソング（2008年生、母マッキーエクセル）

ノーザンソング（2008年4月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「北の歌」。毛色は鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時10歳）と交配したマッキーエクセルが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は吉田三郎。戦績は、中央平地34戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2011年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

梅田康雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

8月21日、デビュー戦は梶晃啓騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の強い精神力で懸命に走り抜いたが、勝ったサーストンサブリナに詰め切れず、約10馬身差の2着に敗北した。

9月12日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。果敢に端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。

9月26日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入った。

10月10日、中1週で迎えた4戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

10月30日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた6戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

12月12日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったシナルに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2011年）

1月8日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。

1月30日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤光彰騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシーライフを上がり3位の末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月13日、中1週で迎えた10戦目は、3歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（3戦0勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

11月27日、約9か月半の休み明けで迎えた11戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の九十九島特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

4歳（2012年）

1月15日、中3週で迎えた13戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり15着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい7着に終わった。

2月25日、中2週で迎えた15戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた16戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1400m 小雨/重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は西田雄一郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の心肺能力で最後まで崩れずに走り抜いたが、伸びてきたメイショウデューイ決め手に屈してクビ差の2着となった。

4月29日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、伸びてきたアイティクイーン決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

5月12日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下の湯沢特別（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西田雄一郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

6月16日、中4週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で西田雄一郎騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、4着に入った。

7月1日、中1週で迎えた21戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で西田雄一郎騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた22戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下の志摩特別（中京芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り15着に終わった。

8月18日、中4週で迎えた23戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを17番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり17着に終わった。

12月15日、約4か月の休み明けで迎えた24戦目は、3歳以上500万下（中京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（6戦0勝）。18頭立ての18番人気で9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

5歳（2013年）

1月14日、中3週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は幸英明騎手（5戦0勝）。15頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後はバテてしまい14着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は高倉稜騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

2月10日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた27戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（7戦0勝）。18頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

3月3日、中2週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた28戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は国分恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

6月29日、約4か月の休み明けで馬体重を前走からさらに18kg増やして迎えた29戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

7月28日、中3週で迎えた30戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で和田翼騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

8月24日、中3週で迎えた31戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1200m 雨/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で和田翼騎手（2戦0勝）。18頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後はバテてしまい13着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた32戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は鮫島良太騎手（1戦0勝）。17頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、リードを2馬身以上保って、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて16着に終わった。

10月5日、中2週で迎えた33戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は国分恭介騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず12着に終わった。

11月3日、中3週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた34戦目は、原田敬伍騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。