リアルスカイスター（1986年生、母サリナバース）

リアルスカイスター（1986年5月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時7歳）と交配したサリナバースが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタッド。戦績は、中央平地18戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は1990年の5歳以上500万下(牝)。

経歴

デビュー前

飯田明弘厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1989年）

4月1日、デビュー戦は田島良保騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、抜け出したキョウワサンユウを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

4月16日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（阪神ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトウカイスキーに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

5月14日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳400万下（京都芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で田島良保騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

5月27日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定4歳400万下の野苺賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

6月25日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳400万下（中京ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は田島良保騎手（3戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したシーザーリッツを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

8月6日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田島良保騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

9月9日、中4週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島良保騎手（5戦1勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったピアドールにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

10月1日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下の川西特別（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田島良保騎手（6戦1勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して7番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田島良保騎手（7戦1勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず最後はロンテーラーと並んで8着同着となった。

11月12日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上400万下の醍醐特別（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田島良保騎手（8戦1勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入った。

12月2日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田島良保騎手（9戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたアラナスヒット決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

12月23日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田島良保騎手（10戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、伸びてきたケイイッキ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

4歳（1990年）

1月15日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で田島良保騎手（11戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のミリオンヒロインを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

2月11日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた14戦目は、5歳以上900万下の香住特別（阪神芝2500m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で田島良保騎手（12戦2勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の淡路特別（阪神芝2500m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で田島良保騎手（13戦2勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

5歳（1991年）

3月16日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた16戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で田島良保騎手（14戦2勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

4月6日、中2週で迎えた17戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（京都ダート1400m 雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く14着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は田島良保騎手（15戦2勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。