ミッテルレギ（2013年生、母イットオールアッズアップ）

ミッテルレギ（2013年2月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「スイスアルプスにあるアイガーの山稜の名」。毛色は芦毛。種牡馬のディープスカイ（当時8歳）と交配したイットオールアッズアップが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は八木明広。戦績は、中央平地8戦2勝。主な勝ち鞍は2016年の3歳500万下。

経歴

デビュー前

当歳のとき、八木常郎から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、八木明広から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、スピードファームによって540万円で落札された。

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

6月14日、デビュー戦は石川裕紀人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は468kg。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい12着に終わった。

8月15日、中8週で迎えた2戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

9月19日、中4週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で井上敏樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、若干速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のコパノビジンに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2016年）

1月5日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に敗れた。

2月6日、中4週で迎えた5戦目は、3歳500万下（東京芝2400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は井上敏樹騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は勢いを失って12着に終わった。

3月21日、中5週で迎えた6戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で井上敏樹騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、リードを2馬身以上確保して、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のサクラエンパイアに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳オープンの伏竜ステークス（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で井上敏樹騎手（4戦2勝）。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

7月17日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の北海ハンデキャップ（函館芝2600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。