サーブザミッション（2021年生、母ウィズアミッション）

サーブザミッション（2021年2月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「使命を果たす。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のシュヴァルグラン（当時9歳）と交配したウィズアミッションが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。主な勝ち鞍は2025年の八柱賞(一般C3)。

経歴

デビュー前

吉村圭司厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

12月10日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー阪神（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

3歳（2024年）

1月13日、中4週で迎えた2戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の3歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

4月14日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて14着に終わった。

6月23日、中9週で迎えた4戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り小雨/重）に出走。18頭立ての11番人気で16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

8月4日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2600m 曇/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

9月16日、中5週で迎えた6戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた7戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳C1四（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったマリリンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月31日、中4週で迎えた8戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、抜け出したサンダーバローズを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2025年）

1月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、小杉亮騎手を鞍上に迎えて、一般C3二以下（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したアイディアリストを差し切れず、3馬身差の2着となった。

2月14日、中2週で迎えた10戦目は、八柱賞（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小杉亮騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のアルファウィンザーに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

デビュー前

林幻厩舎（船橋）へ入厩。

3月11日、デビュー戦は小杉亮騎手を鞍上に据えて、一般C2四五（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての2番ゲートからスタート。出走取消となった。

4月2日、中6週で迎えた11戦目は、一般C2六七（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小杉亮騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

6月3日、中8週で迎えた12戦目は、所蛍騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のサンダーバローズをクビ差振り切って制した。

7月5日、中4週で迎えた13戦目は、2025JockeysFestival（3rd）（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は小杉亮騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一気に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のグレイトインディに2馬身半の差をつけて1番人気に応えた。

7月28日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1四五六ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は所蛍騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月27日、中3週で迎えた15戦目は、灯篭賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で所蛍騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた16戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、津久井やまびこ祭り祈願賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、伸びてきたスナオナキモチ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

10月1日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1四五六ア（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

11月4日、中4週で迎えた18戦目は、馬い!卵はサンサンエッグ津田沼店（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は所蛍騎手（3戦1勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露し、3着に入り込んだ。