タイフリート（1993年生、母タイサンサ）

Tai Fleet

1993.06.26

タイフリート（1993年6月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のベリフア（当時17歳）と交配したタイサンサが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）メイタイ牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方11戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は1996年の4歳C3ロ。

経歴

デビュー前

吉岡八郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

7月14日、デビュー戦は村本善之騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉芝1700m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に敗れた。

8月4日、中2週で迎えた2戦目は、常石勝義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

9月28日、中7週で迎えた3戦目は、細江純子騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

10月26日、中3週で迎えた4戦目は、小谷内秀夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 曇/不良）に出走。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

11月2日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 小雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は細江純子騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

12月3日、中3週で迎えた6戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、4歳C3ニ（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったセッテベローチェから8馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中3週で迎えた7戦目は、4歳C3ロ（新潟(地)ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のナイトバーンに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（1997年）

4月7日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、一般C5ニ（三条ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のサエキビッグワンに1馬身の差をつけて制した。

4月17日、中0週で迎えた9戦目は、一般C5（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3イ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のストームクラウドに4馬身の差をつけて3勝目を手にした。

5月31日、中3週で迎えた11戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、一般C4（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月23日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、一般C3イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（6戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったイブキノキャプテンから2馬身差の2着に敗北した。

7月5日、中1週で迎えた14戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2（新潟(地)ダート1600m 雨/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のナイトバーンをアタマ差制して雨中の混戦を制した。

7月23日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（7戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のナカハマボンドに7馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月19日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（8戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったシュウザンプリンスから3/4馬身差の2着に敗北した。