キャッチミー（1999年生、母スマイリングエリ）

キャッチミー（1999年3月31日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のポリッシュパトリオット（当時11歳）と交配したスマイリングエリが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）棚川牧場。戦績は、地方30戦4勝2着6回。主な勝ち鞍は2003年の氷上牛乳特別(B1)。

経歴

デビュー前

斉藤尭厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2001年）

9月20日、デビュー戦は上川将幸騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は471kg。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月23日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた2戦目は、松浦高宏騎手を鞍上に迎えて、2歳F2（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた3戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のセカンドトライ（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた4戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳F2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったハッタチトセオーから半馬身差の2着となった。

12月12日、中1週で迎えた5戦目は、2歳F2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のウインドトリガーに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2002年）

1月4日、中2週で迎えた6戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、3歳F1（園田ダート1400m 雨/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた7戦目は、3歳F1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月12日、中3週で迎えた8戦目は、3歳F1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた9戦目は、青山裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳F1（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったイラプションからアタマ差の2着に惜敗した。

3月19日、中1週で迎えた10戦目は、3歳F1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青山裕一騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったベルオッハーから1馬身差の2着となった。

4月11日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、3歳F1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた12戦目は、3歳F1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のハッタロッチを3/4馬身振り切って2勝目を掴み取った。

11月6日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から21kg減らして迎えた13戦目は、3歳以上C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で赤木高太郎騎手（6戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ロングバージョンにクビ差交わされて2着となった。

11月19日、中1週で馬体重を前走から19kg戻して迎えた14戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で赤木高太郎騎手（7戦2勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

12月17日、中3週で迎えた15戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したチャレンジセイエンを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

4歳（2003年）

1月16日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（8戦2勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエリモストロングに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

2月26日、中3週で迎えた19戦目は、梅のまち御津特別（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は松浦高宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミスターテンビーに交わされて1馬身差の2着となった。

3月25日、中3週で迎えた20戦目は、氷上牛乳特別（姫路ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松浦高宏騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のチョウエリートをクビ差振り切って制した。

4月8日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、日本のへそ特別（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦高宏騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた22戦目は、ひかみ氷ノ川特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松浦高宏騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、後続を5馬身以上離して、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

5月27日、中3週で迎えた23戦目は、3歳以上A3-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松浦高宏騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた24戦目は、片桐正雪騎手を鞍上に迎えて、みついし昆布特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

7月8日、中2週で迎えた25戦目は、錦鯉の町やぶ特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は松浦高宏騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい11着に敗れた。

8月26日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、寺倉純慈騎手を鞍上に迎えて、黒田庄ビーフ特別（姫路ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上A3-1（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は松浦高宏騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上A3-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦高宏騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は一杯になって9着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた29戦目は、Kiss-FM KOBE賞（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（9戦3勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

11月5日、中2週で迎えた30戦目は、日本盛カップ（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は松浦高宏騎手（9戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。