パーソナルビューチ(1984年生、母クインビユーチー)

Personal Beauty

1984.03.28

パーソナルビューチ(1984年3月28日)は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のパーソナリテイ(当時17歳)と交配したクインビユーチーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は(有)谷川牧場。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回、地方22戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1988年の一般D。

経歴

デビュー前

大沢真厩舎(栗東)へ入厩。

3歳(1987年)

3月7日、デビュー戦は安達昭夫騎手を鞍上に据えて、4歳未出走中京ダート1000m 曇/良)に出走。馬体重は428kg。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走中京芝1200m 曇/重)に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で安達昭夫騎手(1戦0勝)。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利阪神ダート1800m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で安達昭夫騎手(2戦0勝)。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

4月26日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利新潟芝2000m 外回り 雨/稍重)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で安達昭夫騎手(3戦0勝)。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

10月31日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、4歳未勝利福島ダート1700m 曇/良)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で安達昭夫騎手(4戦0勝)。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利福島芝1800m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で安達昭夫騎手(5戦0勝)。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に敗れた。

11月21日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利福島ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は7戦連続で安達昭夫騎手(6戦0勝)。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったセノエボーイに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

12月6日、中1週で迎えた8戦目は、昆貢騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下中京ダート1700m 晴/良)に出走。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。

4歳(1988年)

2月6日、中8週で迎えた9戦目は、5歳以上400万下小倉芝1200m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で昆貢騎手(1戦0勝)。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

2月13日、連闘で迎えた10戦目は、伊藤稔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上400万下小倉芝1200m 晴/良)に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

5月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、一般D旭川ダート1500m 雨/稍重)に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた12戦目は、一般D旭川ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で米川昇騎手(1戦0勝)。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月1日、連闘で迎えた13戦目は、一般D旭川ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で米川昇騎手(2戦0勝)。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシールドアローに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月28日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた14戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、一般D帯広ダート1700m 晴/良)に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったコメツトホープから3/4馬身差の2着となった。

7月7日、連闘で迎えた15戦目は、一般D帯広ダート1700m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手(1戦0勝)。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた16戦目は、一般D帯広ダート1700m 曇/稍重)に出走。鞍上は米川昇騎手(3戦1勝)。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のハローボギイをクビ差制して勝利を手に入れた。

8月2日、中1週で迎えた17戦目は、一般D岩見沢ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で米川昇騎手(4戦2勝)。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のオータムサークルに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月15日、中1週で迎えた18戦目は、一般C D札幌(地)ダート1800m 晴/良)に出走。鞍上は沼沢英知騎手(2戦0勝)。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーニゾンからアタマ差の2着となった。

8月24日、連闘で迎えた19戦目は、三石こんぶ特別札幌(地)ダート1800m 曇/良)に出走。鞍上は米川昇騎手(5戦3勝)。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた20戦目は、東山特別岩見沢ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で米川昇騎手(6戦3勝)。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月15日、連闘で迎えた21戦目は、岩見沢えぞまつ特別岩見沢ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で米川昇騎手(7戦3勝)。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。3着に入った。

9月26日、中1週で迎えた22戦目は、月形特別岩見沢ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で米川昇騎手(8戦3勝)。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。12着に敗れた。

10月5日、連闘で迎えた23戦目は、銀河特別岩見沢ダート1600m 晴/稍重)に出走。鞍上は沼沢英知騎手(3戦0勝)。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた24戦目は、一般C岩見沢ダート1600m 曇/重)に出走。鞍上は米川昇騎手(9戦3勝)。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月27日、連闘で迎えた25戦目は、ミルクランド特別岩見沢ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は沼沢英知騎手(4戦0勝)。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

5歳(1989年)

4月27日、約6か月の休み明けで迎えた26戦目は、一般C帯広ダート1700m 雨/重)に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手(5戦0勝)。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた27戦目は、柏林台特別帯広ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で沼沢英知騎手(6戦0勝)。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた28戦目は、白樺特別帯広ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で沼沢英知騎手(7戦0勝)。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月1日、連闘で迎えた29戦目は、一般C帯広ダート1700m 晴/重)に出走。鞍上は5戦連続で沼沢英知騎手(8戦0勝)。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた30戦目は、松本隆宏騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー旭川ダート1600m 曇/良)に出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。12着に終わった。

8月31日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた31戦目は、神恵内特別札幌(地)ダート1700m 曇/稍重)に出走。鞍上は沼沢英知騎手(9戦0勝)。10頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた32戦目は、羊ケ丘特別札幌(地)ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手(10戦0勝)。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。