ホクトブラック（2004年生、母ハギノメモリー）

ホクトブラック（2004年5月19日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のブラックホーク（当時10歳）と交配したハギノメモリーが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道斜里郡小清水町、生産者は（有）千島北斗牧場。戦績は、地方24戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年のルーキーチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、千島勇一から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2006年）

8月30日、デビュー戦は中村裕司騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったファインドロップから6馬身差の2着に敗北した。

9月6日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のトミノステラに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月5日、中3週で迎えた3戦目は、2歳オープンのタニノギムレット賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中村裕司騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのテイエムオペラオー賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中村裕司騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

12月9日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の楠風賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

3歳（2007年）

1月4日、中3週で迎えた6戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた7戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の花吹雪賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のうぐいす特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

2月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、3歳戦のかささぎ賞（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

3月11日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

6月14日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの獅子座特別（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のプレセペ特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は中村裕司騎手（4戦1勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のボルックス特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（5戦1勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月24日、連闘で迎えた14戦目は、一般D1-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中村裕司騎手（6戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた15戦目は、一般D1-1（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中村裕司騎手（7戦1勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のエメラルドグリーンをアタマ差制して勝利を手中に収めた。

9月5日、中3週で迎えた16戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、日高路優駿浪漫街道特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のチェリーポップに半馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

9月20日、中1週で迎えた17戦目は、ガーネットスター特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は中村裕司騎手（8戦2勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた18戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、JA帯広かわにし特別（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた19戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、日高町商工会特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

11月20日、中4週で迎えた20戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、胆振軽種馬農業協同組合特別（園田ダート1230m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた21戦目は、フリーマーケット開催記念特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で寺地誠一騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた22戦目は、3歳以上B1二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で寺地誠一騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

4歳（2008年）

4月17日、約4か月の休養明けで迎えた23戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、マコーリー特別（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず9着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた24戦目は、兵庫の特産品特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。