コウサイリバティー（1991年生、母カチウマテスコ）

コウサイリバティー（1991年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のライラリツジ（当時10歳）と交配したカチウマテスコが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）光彩ファーム。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回、地方11戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は1995年の一般C1-3。

経歴

デビュー前

笹倉武久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1994年）

1月6日、デビュー戦は柴田政人騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は444kg。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、5着を確保した。

1月15日、連闘で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

2月6日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で柴田政人騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

2月26日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田政人騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

10月22日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた5戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入った。

10月30日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、勝ったヤマニンフェミニンにねじ伏せられて3/4馬身差の2着に敗北した。

11月20日、中2週で迎えた7戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4歳（1995年）

1月29日、中9週で迎えた8戦目は、原昌久騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

2月5日、連闘で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で原昌久騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は垂れてしまい12着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で原昌久騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

6月17日、約4か月の休み明けで迎えた11戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、一般B2（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったカイシンゲキから2馬身半差の2着に敗北した。

7月1日、中1週で迎えた12戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月3日、中8週で迎えた13戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったイチヨシクロスから5馬身差の2着に敗北した。

9月18日、中1週で迎えた14戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C1-4（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったスパークショウリからクビ差の2着に甘んじた。

10月2日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1-3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は端勝成騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマロンカラーに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月10日、連闘で迎えた16戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で端勝成騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた17戦目は、アスター賞（金沢ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で端勝成騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた18戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、一般C1-4（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったバンダムカリムから2馬身半差の2着に敗北した。

11月19日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は中川雅之騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったタンチョウアリアムから1馬身差の2着に敗北した。

12月4日、中1週で迎えた20戦目は、一般B3-4（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は端勝成騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月25日、中2週で迎えた21戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般C1-4（金沢ダート1400m 雪/不良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。