タニノキャロル（1996年生、母タニノマイヒメ）

タニノキャロル（1996年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のキャロルハウス（当時11歳）と交配したタニノマイヒメが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はカントリー牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方40戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2001年の寿特別(一般C)。

経歴

デビュー前

吉岡八郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

1月10日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に敗れた。

7月31日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず14着に終わった。

9月4日、中4週で迎えた3戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

9月26日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

11月22日、中7週で迎えた5戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた6戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のマツノミホに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月21日、中1週で迎えた7戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったラブアフェクションから2馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中0週で迎えた8戦目は、一般C7（中京(地)ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったバイスプレジデントから1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2000年）

1月18日、中2週で迎えた9戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた10戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田稔騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウバイソンから1馬身差の2着に敗北した。

2月16日、中1週で迎えた11戦目は、宮下康一騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1400m 雪/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた12戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下康一騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた13戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下康一騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた14戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮下康一騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月20日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた16戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた17戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた18戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた19戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンスキップから2馬身差の2着となった。

10月5日、中1週で迎えた20戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月12日、連闘で迎えた21戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた22戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた23戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（7戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

11月16日、中1週で迎えた24戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で宮下瞳騎手（8戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた25戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮下瞳騎手（9戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のユカに半馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

12月12日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮下瞳騎手（10戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた27戦目は、シンビジューム特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で宮下瞳騎手（11戦1勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（2001年）

1月4日、連闘で迎えた28戦目は、寿特別（中京(地)ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で宮下瞳騎手（12戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のタガノユウマをハナ差制して3勝目を掴み取った。

1月19日、中1週で迎えた29戦目は、葉牡丹特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で宮下瞳騎手（13戦2勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた30戦目は、マーガレット特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で宮下瞳騎手（14戦2勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月9日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で宮下瞳騎手（15戦2勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた32戦目は、フキノトウ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で宮下瞳騎手（16戦2勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた33戦目は、すみれ特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で宮下瞳騎手（17戦2勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で宮下瞳騎手（18戦2勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着を確保した。

4月13日、中1週で迎えた35戦目は、君子蘭特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で宮下瞳騎手（19戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月20日、連闘で迎えた36戦目は、あざみ特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で宮下瞳騎手（20戦2勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月2日、約3か月半の休養明けで迎えた37戦目は、上松瀬竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月7日、中4週で迎えた38戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、一般C4（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた39戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（21戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月2日、中1週で迎えた40戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月24日、中2週で迎えた41戦目は、深見明宏騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月30日、連闘で迎えた42戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で深見明宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた43戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で深見明宏騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた44戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。