バルテスフォンテン（1998年生、母シゲルチュウシオ）

バルテスフォンテン（1998年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のシンボリルドルフ（当時17歳）と交配したシゲルチュウシオが10歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）山田牧場。戦績は、中央平地8戦1勝、地方14戦5勝。主な勝ち鞍は2001年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

南田美知雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

1月29日、デビュー戦は安田富男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝2000m 晴/重）に出走。馬体重は508kg。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

2月25日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田富男騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のシンコウリブレをハナ差振り切って初白星を挙げた。

3月18日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、3歳G2のスプリングステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で安田富男騎手（3戦1勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

4月28日、中5週で迎えた5戦目は、3歳G2の青葉賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安田富男騎手（4戦1勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり15着に終わった。

6月3日、中4週で迎えた6戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のロベリア賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

4歳（2002年）

3月16日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

4月20日、中4週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた8戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝2400m 曇/良）に出走。18頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に敗れた。

5歳（2003年）

5月3日、約12か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg戻して迎えた9戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般C1ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月11日、連闘で迎えた10戦目は、佐々木敦司騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた11戦目は、竹内博昭のぶらり競馬場旅16ヶ所目記念（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のブリーズウェイに3馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

6月8日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月24日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、一般B3ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月8日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた14戦目は、一般B3ロ（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のワーブルダービーに2馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

7月21日、中1週で迎えた15戦目は、阿部真治・優子結婚3周年カップ（上山ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小国博行騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカツヤマリュウホーに1馬身半の差をつけて4勝目を奪取した。

8月13日、中2週で迎えた16戦目は、オーガストカップ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で小国博行騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のロードオブデザートに2馬身の差をつけて5勝目を手にした。

8月24日、中1週で迎えた17戦目は、上杉ナパ茶美スイカップ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で小国博行騎手（7戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のミリオンゲッターに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月9日、中1週で迎えた18戦目は、蔵王賞（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小国博行騎手（8戦5勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた19戦目は、阿武隈川特別（上山ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で小国博行騎手（9戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月21日、中3週で迎えた20戦目は、羽黒山特別（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小国博行騎手（10戦5勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月2日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、謙作・亜紀子来場記念（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で小国博行騎手（11戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月21日、中6週で馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた22戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、冬至特別（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。12着に敗れた。