エピルシェール（2019年生、母パーティークィーン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、タイヘイ牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、東京都馬主会吉田喜昭によって1,100万円で落札された。

2歳（2021年）

8月6日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は491kg。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、かなりのハイペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

9月7日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦の1995 MXテレビレース中継開始賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のムサシグロリーに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月7日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のとき特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず11着に敗れた。

3歳（2022年）

1月28日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳戦の238.5万円以上（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では凄まじい末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のミツバチキャットに4馬身の差をつけて2勝目を手にした。

3月10日、中5週で迎えた5戦目は、3歳戦の八丈島フリージア賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月22日、中5週で迎えた6戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマーガレット特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカワイイに5馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

12月7日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた7戦目は、ゼームス坂賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦1勝）。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に敗れた。

12月30日、中2週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた8戦目は、乃木坂賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦1勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

4歳（2023年）

1月24日、中3週で迎えた9戦目は、道玄坂賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦1勝）。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に敗れた。

2月20日、中3週で迎えた10戦目は、オフト新潟賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（4戦1勝）。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた11戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、江戸見坂賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では全く伸びず13着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた12戦目は、けやき坂賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、抜け出したリコージーンを差し切れず、7馬身差の2着となった。

4月18日、中2週で迎えた13戦目は、新助坂賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は町田直希騎手（5戦1勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて14着に敗れた。

9月5日、約4か月半の休み明けで迎えた14戦目は、一般B3四（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（6戦1勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた15戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、ヴァーゴ賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は勢いを失って11着に終わった。

11月15日、中7週で迎えた16戦目は、谷内貫太騎手を鞍上に迎えて、夏目坂賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず10着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた17戦目は、B3六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷内貫太騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた18戦目は、乃木坂賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で谷内貫太騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。