ケンセツルーチェ（1990年生、母ケンセツジョオー）

ケンセツルーチェ（1990年6月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトウショウルチェー（当時13歳）と交配したケンセツジョオーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は神垣道弘。戦績は、中央平地2戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1993年の4歳未出走。

経歴

デビュー前

大久保良雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1993年）

4月25日、デビュー戦は柏崎正次騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1200m 外回り曇/稍重）に出走。馬体重は490kg。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、キョウエイサクラに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

5月9日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏崎正次騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のレオビガラスに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。