レオビガラス（1990年生、母ゼダンリツチ）

レオビガラス（1990年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のノーリユート（当時12歳）と交配したゼダンリツチが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、中央平地15戦3勝2着4回、地方7戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1994年の頌春賞(900万下)。

経歴

デビュー前

田子冬樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1993年）

5月2日、デビュー戦は成島正規騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1600m 外回り小雨/良）に出走。馬体重は520kg。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

5月9日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で成島正規騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったケンセツルーチェに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

5月29日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では弾けるような伸びで猛進したが、フジノトップオーにクビ差交わされて2着に惜敗した。

6月12日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のカミノカスターを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

7月3日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下（福島芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦1勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、勝ったシンボリファントムにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

7月24日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の三面川特別（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（3戦1勝）。17頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に敗れた。

8月14日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（4戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

12月11日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は6戦連続で江田照男騎手（5戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のサウスボーイを半馬身振り切って勝利をモノにする

4歳（1994年）

1月9日、中3週で迎えた9戦目は、5歳以上900万下の初凪賞（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で江田照男騎手（6戦2勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

1月22日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上900万下の頌春賞（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で江田照男騎手（7戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のエレガントブーケに2馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

2月26日、中4週で迎えた11戦目は、東風ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で江田照男騎手（8戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月9日、中5週で迎えた12戦目は、ハンデ戦の春風ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で江田照男騎手（9戦3勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

11月6日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で江田照男騎手（10戦3勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、エドノマツに交わされて3馬身半差の2着となった。

11月19日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた14戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で江田照男騎手（11戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。端を奪い、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

5歳（1995年）

12月2日、約12か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で江田照男騎手（12戦3勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい11着に終わった。

6歳（1996年）

12月27日、約13か月の休み明けで迎えた16戦目は、山下誠騎手を鞍上に迎えて、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7歳（1997年）

4月14日、約3か月半の休養明けで迎えた17戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた18戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた19戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた20戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウカイツバサから2馬身差の2着となった。

6月10日、中1週で迎えた21戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた22戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は端勝成騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。