メイショウテンシャ（2014年生、母メイショウベルーガ）

メイショウテンシャ（2014年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋天赦日より」。毛色は芦毛。種牡馬のディープインパクト（当時12歳）と交配したメイショウベルーガが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は三嶋牧場。主な勝ち鞍は2019年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

池添兼雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

10月23日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

11月6日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

12月4日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて大外17番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に敗れた。

3歳（2017年）

1月29日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で池添謙一騎手（4戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したテリトーリアルにクビ差届かず2着に甘んじた。

2月19日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で池添謙一騎手（5戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたスズカヘルメス決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

3月19日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で池添謙一騎手（6戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

5月14日、中7週で迎えた8戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/重）に出走。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のナリタプレジデントに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（7戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のスパイクナードをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

9月2日、中4週で迎えた10戦目は、3歳以上1000万下の日高特別（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（8戦1勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

9月24日、中2週で迎えた11戦目は、3歳G2の神戸新聞杯（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は藤岡佑介騎手（1戦1勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

10月21日、中3週で迎えた12戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の北野特別（京都芝2000m 雨/重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

4歳（2018年）

1月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、4歳以上1000万下（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（9戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた14戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上1000万下の春日特別（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（10戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月29日、約5か月半の休み明けで迎えた16戦目は、3歳以上500万下の北辰特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（11戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

8月18日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下の富良野特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（12戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた18戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に敗れた。

10月28日、中7週で迎えた19戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の松浜特別（新潟芝1800m 外回り曇/重）に出走。17頭立ての7番人気で大外17番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（13戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

12月9日、中3週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（14戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

12月28日、中2週で迎えた22戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

5歳（2019年）

1月13日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（15戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

4月7日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（16戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

4月29日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた25戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマースゴールドに5馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

5月12日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上1000万下の白川特別（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（17戦1勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、4着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた27戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの三木特別（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（18戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

6月30日、中3週で迎えた28戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの檜山特別（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（19戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

8月11日、中5週で迎えた29戦目は、3歳以上2勝クラスのHTB賞（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（20戦1勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた30戦目は、3歳以上2勝クラスの日高特別（札幌芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で池添謙一騎手（21戦1勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

9月21日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で池添謙一騎手（22戦1勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

6歳（2020年）

1月6日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた32戦目は、4歳以上2勝クラスの許波多特別（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で池添謙一騎手（23戦1勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

2020年10月8日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。