メイビーズエイム（2007年生、母マヤノメイビー）

メイビーズエイム（2007年4月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「メイビーの目標」。毛色は鹿毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時12歳）と交配したマヤノメイビーが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）下屋敷牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方8戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の3歳以上B2。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額2,625万円（5.25万×500口）で一口馬主が募集された。

手塚貴久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

5月1日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に敗れた。

9月5日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

10月19日、中3週で迎えた5戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、タツフラワーにクビ差交わされて2着に惜敗した。

11月2日、中1週で迎えた6戦目は、サッポロクリーミーホワイト賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のリッカタキシードに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月17日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3-2（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のローレルデパールを半馬身振り切って2勝目を掴み取った。

4歳（2011年）

3月6日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝2000m 雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

5月8日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた10戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の松浜特別（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

9月4日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

10月6日、中4週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた12戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタガノコンプリートに6馬身の差をつけて勝利をモノにする

10月26日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリッカブレーブを途轍もない末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

11月15日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上B1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

5歳（2012年）

4月25日、約5か月の休み明けで迎えた16戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、八重桜特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。