タツフラワー（2007年生、母トワノハーデー）

タツフラワー（2007年3月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋花」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスフライト（当時10歳）と交配したトワノハーデーが19歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）平井牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方23戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の一般C3-3。

経歴

デビュー前

根本康広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

1月9日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず11着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

2月23日、中2週で迎えた3戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアメジストフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

3月25日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦のツインファイター特別（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

6月16日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るメジロカムバックを凄まじい末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月15日、中3週で迎えた6戦目は、一般C3-3（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3-3（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って6着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた8戦目は、サッポロアイスラガー賞（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた9戦目は、シシャモとヤマベ日高町賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた10戦目は、Aiba静内祭賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で桑村真明騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた11戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3-3（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着に入った。

10月19日、中1週で迎えた13戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るメイビーズエイムを上がり3位の末脚でクビ差だけ差し切って制した。

10月27日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3-2（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3-2（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

11月17日、連闘で迎えた16戦目は、一般C3-2（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

12月23日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた17戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、一般C17（荒尾ダート950m 晴/不良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

12月30日、連闘で馬体重を前走から6kg戻して迎えた18戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C22（荒尾ダート950m 雨/不良）に出走。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のファイナルレディーに9馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4歳（2011年）

1月9日、中0週で迎えた19戦目は、佐賀すごかスプリント（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた20戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のイマリスターに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月3日、中1週で迎えた21戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（3戦2勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフェスティヴコナンから1馬身差の2着となった。

2月10日、連闘で迎えた22戦目は、ゆかちー放送一周年記念（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で牧野孝光騎手（4戦2勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のシックスランナーに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月18日、連闘で迎えた23戦目は、K2さんにゃ×3杯!乙!杯（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で牧野孝光騎手（5戦3勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた24戦目は、お雛祭り特選（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で牧野孝光騎手（6戦3勝）。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月7日、中4週で迎えた25戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大澤誠志郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。