エリモティグアン（2006年生、母アールデコ）

エリモティグアン（2006年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋車名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時8歳）と交配したアールデコが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）中島牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方19戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の4歳以上C2二。

経歴

デビュー前

大久保龍志厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

6月7日、デビュー戦は荻野琢真騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。18頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に敗れた。

9月27日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。

4歳（2010年）

1月26日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた3戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のシアトルシーフェアをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

2月18日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

3月9日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、ヴァイサーブリッツに交わされて1馬身半差の2着となった。

4月13日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた8戦目は、上村勇人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったフセノラインに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

5月20日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた9戦目は、あやめ賞（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい11着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C1一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（6戦1勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず6着に終わった。

6月29日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は上村勇人騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

7月25日、中3週で迎えた12戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、一般C12（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサムシングフォーに5馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

8月8日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、福山けいばCLUB賞（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエーゴールドに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

8月14日、連闘で迎えた14戦目は、一般C8（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた15戦目は、一般C7（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敏樹騎手（3戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月20日、中2週で迎えた16戦目は、一般C6（福山ダート1130m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で池田敏樹騎手（4戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた17戦目は、一般C7（福山ダート1130m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で池田敏樹騎手（5戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月14日、中5週で迎えた18戦目は、一般C6（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で池田敏樹騎手（6戦2勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月27日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた19戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、一般C8（福山ダート1250m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月11日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた20戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月19日、連闘で迎えた21戦目は、一般C7（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。