キーローズ（2015年生、母ルーチェデルソーレ）

キーローズ（2015年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋バラ」。毛色は青鹿毛。種牡馬のローズキングダム（当時8歳）と交配したルーチェデルソーレが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は小河豊水。戦績は、中央平地7戦0勝、地方6戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2018年の3歳B2三。

経歴

デビュー前

青木孝文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

8月20日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は446kg。18頭立ての18番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた2戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

10月21日、中5週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に敗れた。

3歳（2018年）

2月3日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山元気騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。

4月14日、中9週で迎えた5戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた6戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた7戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

6月25日、中3週で迎えた8戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したシャイニーキャットを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

7月9日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B2二（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったトーセンレオに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

7月22日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のノウゼンカズラ賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた11戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳B2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したエコロレインボーを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月21日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B2三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリュウノフラットに8馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月10日、中2週で迎えた13戦目は、マツヨイグサ賞（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったフルネスに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。