ミーヤリープリー（2014年生、母シエルト）

ミーヤリープリー（2014年5月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「人名より＋稲妻（ケチュア語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のパイロ（当時9歳）と交配したシエルトが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）エムエム、ヤマダファーム。主な勝ち鞍は2018年の一般C2二。

経歴

デビュー前

武市康男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

3月4日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は406kg。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

5月14日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

8月6日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた3戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

9月30日、中7週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた4戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタイセイラブリーに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月29日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた7戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のピネローロに1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

12月17日、中2週で迎えた8戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったブリッジオーヴァーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4歳（2018年）

4月1日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から35kg減らして迎えた9戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

7月1日、約3か月の休養明けで迎えた10戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で17番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では見せ場なく18着に終わった。

9月3日、中8週で馬体重を前走からさらに21kg増やして迎えた11戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は村上忍騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサンエイプリンスに9馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

9月17日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（5戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヒビケカゼンに6馬身の差をつけて断然人気に応えた。

10月1日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（6戦4勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったアイリスロードに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

10月20日、中2週で迎えた14戦目は、小岩井純良バター賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（7戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

12月3日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、ストレリチア賞（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（8戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、勝ったトーセンスパンキーにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

5歳（2019年）

3月17日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg絞って迎えた16戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、金沢けいば開幕!楽天競馬特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

4月1日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた17戦目は、げんぞまいり特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

4月9日、連闘で迎えた18戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、大聖寺桜まつり特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた19戦目は、一般B1二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた20戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、特別編成（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた21戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、JCSチャレンジステージ第1戦（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた22戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬でポイントざくざく賞（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったノーブルステップに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月7日、中1週で迎えた24戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、恋路火祭り特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

8月12日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた25戦目は、新食感!岩手・盛岡純米めん賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（9戦4勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。