レディトゥフライ（2002年生、母ミスキャサリン）

レディトゥフライ（2002年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「まさに飛ばんとする」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時9歳）と交配したミスキャサリンが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤沢牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方33戦5勝2着6回。主な勝ち鞍は2004年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

林正夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2004年）

6月10日、デビュー戦は桜井拓章騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。馬体重は496kg。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月17日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた3戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のジツリキーツウに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月14日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、2歳（旭川ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で井上俊彦騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

3歳（2005年）

5月18日、約8か月の休養明けで馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた8戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の西岡公園特別（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の春霞賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（5戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったサスガツヨイから1馬身半差の2着となった。

7月24日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下の湯浜特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は渋谷裕喜騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

8月28日、中4週で迎えた13戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の知床特別（札幌芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

9月15日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、3歳地方重賞の北海優駿（旭川ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月1日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた15戦目は、3歳以上500万下の恵庭岳特別（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

10月11日、中0週で迎えた16戦目は、一般D2-3（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月8日、中3週で迎えた17戦目は、旭川レーシングセンター特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（8戦1勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（2006年）

4月27日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた18戦目は、花水車賞（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（9戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーアスリートから1馬身半差の2着に敗北した。

5月11日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた19戦目は、えぞ松特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（10戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた20戦目は、一般D2-1（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で井上俊彦騎手（11戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカムトゥルーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

6月8日、中1週で迎えた21戦目は、一般D1-2（札幌(地)ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で井上俊彦騎手（12戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のクラローレルに2馬身半の差をつけて久々に勝利を挙げた。

6月15日、連闘で迎えた22戦目は、飲もう牛乳!頑張れ道営競馬特別（札幌(地)ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で井上俊彦騎手（13戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったトウショウヘリオスにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

6月27日、中1週で迎えた23戦目は、様似アポイ特別（札幌(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で井上俊彦騎手（14戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた24戦目は、赤平火まつり特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で井上俊彦騎手（15戦2勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラカイザーから7馬身差の2着となった。

7月25日、中1週で迎えた25戦目は、ヘルクレス特別（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で井上俊彦騎手（16戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた26戦目は、マルカブ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で井上俊彦騎手（17戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のストームランナーをハナ差制して3勝目をマークした。

8月23日、中1週で迎えた27戦目は、サクラプレジデント賞（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で井上俊彦騎手（18戦3勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた28戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、ふらのにんじん特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のジーエスコンコルドをハナ差制して先頭ゴールを果たした。

10月10日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた29戦目は、エニフ特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦1勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月24日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた30戦目は、三石町・静内町合併記念特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（19戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったラドランマーベルにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

11月7日、中1週で迎えた31戦目は、JAしずない太陽の瞳特別（札幌(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（20戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5歳（2007年）

6月28日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた32戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、バランスオブゲーム賞（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月18日、約3か月半の休み明けで迎えた33戦目は、中村裕司騎手を鞍上に迎えて、日高町商工会特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

11月6日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた34戦目は、鵡川ししゃも特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6歳（2008年）

4月29日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた35戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るミラクルカフェを次元の違う末脚で半馬身差し切って久しぶりの実戦を制した。

5月15日、中1週で迎えた36戦目は、シックスセンス賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。