エビスリアルティー（1994年生、母エビスアーチ）

エビスリアルティー（1994年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマークオブディスティンクション（当時8歳）と交配したエビスアーチが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）恵比寿牧場。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回、地方28戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は1998年の霧降賞(一般C4)。

経歴

デビュー前

相川勝敏厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

1月7日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は424kg。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

3月8日、中6週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。

3月29日、中2週で迎えた4戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したシロヤマアトラスにクビ差届かず2着となった。

10月4日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた6戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のオータムオパール賞（川崎ダート1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。11着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた7戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は宗像徹騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

4歳（1998年）

1月17日、中8週で馬体重を前走から31kg増やして迎えた9戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、一般C5ヨ（足利ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月1日、中1週で迎えた10戦目は、一般C5ヌ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大木義一騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマイディザイアーをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

2月18日、中1週で迎えた11戦目は、一般C5ニ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大木義一騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカネマサプリティに1馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

3月1日、中1週で迎えた12戦目は、一般C5（足利ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大木義一騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた13戦目は、一般C5（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大木義一騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月13日、中3週で迎えた14戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大木義一騎手（5戦2勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月20日、中4週で迎えた15戦目は、一般C5（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大木義一騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったオリオンベルビューから2馬身差の2着となった。

5月31日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4ハ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大木義一騎手（7戦2勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月15日、中5週で迎えた17戦目は、一般C4ロ（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で大木義一騎手（8戦2勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた18戦目は、一般C4ハ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で大木義一騎手（9戦2勝）。11頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた19戦目は、一般C4ニ（宇都宮ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で大木義一騎手（10戦2勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた20戦目は、一般C4ロ（足利ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で大木義一騎手（11戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったエムエスピーチから1馬身差の2着に敗北した。

9月26日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた21戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、一般C4イ（足利ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルーワイールズから半馬身差の2着となった。

10月5日、連闘で迎えた22戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月1日、中3週で迎えた23戦目は、青木秀之騎手を鞍上に迎えて、一般C4（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のハイフレンドパレスをクビ差制して勝利をモノにする

11月23日、中2週で迎えた24戦目は、雷神賞（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和博騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月29日、連闘で迎えた25戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は青木秀之騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルビクターに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月17日、中2週で迎えた26戦目は、長島茂夫騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は青木秀之騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシンジュクプリンスに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5歳（1999年）

1月9日、中0週で迎えた28戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大木義一騎手（12戦2勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月17日、連闘で迎えた29戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C3（足利ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月11日、中3週で迎えた30戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は大木義一騎手（13戦2勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のニコルボーイに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月26日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大木義一騎手（14戦3勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2イ（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大木義一騎手（15戦3勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は青木秀之騎手（3戦3勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大木義一騎手（16戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月25日、中2週で迎えた35戦目は、一般C2ハ（足利ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大木義一騎手（17戦3勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったサテライトマッキーから3/4馬身差の2着となった。