チャイロクハヤカゼ（2005年生、母マキシムチャンス）

チャイロクハヤカゼ（2005年4月3日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のグリーンアプローズ（当時11歳）と交配したマキシムチャンスが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）山大牧場。戦績は、地方36戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2008年の一般D2-3。

経歴

デビュー前

国信満厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2008年）

4月30日、デビュー戦は小国博行騎手を鞍上に据えて、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、ヤマノシャイニングにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5月7日、連闘で迎えた2戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したダイアナマウンテンにハナ差届かず2着に甘んじた。

7月29日、中9週で迎えた4戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般D3-3（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のアンビに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月14日、中1週で迎えた5戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般D3-1（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマリンプラネットに4馬身の差をつけて優勝

8月27日、中1週で迎えた6戦目は、一般D2-3（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のバブルガムフラワーに1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月10日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のドウベー特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦2勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

4歳（2009年）

7月16日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた8戦目は、「うらかわ馬フェスタ」特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦2勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた9戦目は、一般D2-2（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は山口竜一騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

8月4日、連闘で迎えた10戦目は、一般D2-2（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（4戦2勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く3着に敗れた。

8月19日、中1週で馬体重を前走から32kg減らして迎えた11戦目は、ポラリスドーム賞（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦2勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

9月1日、中1週で馬体重を前走から30kg戻して迎えた12戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、優駿浪漫街道賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい6着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた13戦目は、一般D2-2（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた14戦目は、一般D2-1（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた15戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般D2-2（門別ダート1200m 晴/重）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた16戦目は、一般D2-2（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

5歳（2010年）

5月5日、約6か月半の休養明けで迎えた17戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、サッポロ生粋賞（門別ダート1000m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3-2（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3-2（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（6戦2勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

6月16日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3-2（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

6月24日、連闘で迎えた21戦目は、びらとり和牛賞（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は小国博行騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、オタカラムスメに交わされて1馬身差の2着となった。

7月15日、中2週で迎えた22戦目は、一般C3-3（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

7月29日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3-3（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（7戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた24戦目は、サッポロアイスラガー賞（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（8戦2勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月25日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた25戦目は、シシャモとヤマベ日高町賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（9戦2勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったメイスンドリームに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

9月1日、連闘で迎えた26戦目は、応援ビヤパーティーAiba浦河賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（10戦2勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい7着に敗れた。

9月21日、中2週で迎えた27戦目は、一般C3-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（11戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

12月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた28戦目は、石本純也騎手を鞍上に迎えて、一般C3-9（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた29戦目は、北川村のゆず特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石本純也騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

6歳（2011年）

1月9日、中1週で迎えた30戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石本純也騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

1月17日、連闘で迎えた31戦目は、目迫大輔騎手を鞍上に迎えて、はばたけ!若武者特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

2月4日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた32戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のベイシティキングに4馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

2月20日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は目迫大輔騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた34戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で目迫大輔騎手（2戦0勝）。5頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた35戦目は、一般C3ロ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で目迫大輔騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

3月26日、連闘で迎えた36戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、ふんばれ東北特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が衰えて5着に敗れた。