メイスンドリーム（2007年生、母ドリームチルチル）

メイスンドリーム（2007年4月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋夢」。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャトル（当時13歳）と交配したドリームチルチルが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方18戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の紫露草特別(一般C3-1)。

経歴

デビュー前

高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

5月30日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。馬体重は506kg。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

6月27日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

8月4日、中4週で迎えた3戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタイトーフォルテに約12馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

8月25日、中2週で迎えた4戦目は、シシャモとヤマベ日高町賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のチャイロクハヤカゼに7馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

4歳（2011年）

2月26日、約6か月の休み明けで迎えた5戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が上がってしまい15着に終わった。

9月28日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた6戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた7戦目は、Aiba静内祭賞（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバトルドゥーマに7馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

11月2日、中2週で迎えた8戦目は、一般C4-1（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では息長く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のラグタイムバンドに1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月16日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3-2（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、フェアリーピンクに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

12月22日、中4週で迎えた10戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

5歳（2012年）

1月4日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた12戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2二（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は板野央騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったコパノカーンに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

2月16日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 晴/不良）に出走。鞍上は坂本和也騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた16戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C1 C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は坂本和也騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

5月4日、中4週で迎えた18戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般C4-1（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のドリーミーに2馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

5月31日、中3週で迎えた19戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、紫露草特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のクリールアジンに3馬身の差をつけて6勝目を手に入れた。

6月20日、中2週で迎えた20戦目は、くちなし特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

7月4日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた21戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、つぼ八特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって8着に敗れた。