ケイシュウグレシア（1994年生、母ケイシュウマジカル）

ケイシュウグレシア（1994年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマジツクミラー（当時12歳）と交配したケイシュウマジカルが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）インターナシヨナル牧場。戦績は、地方20戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年のおひつじ座特別(一般C1二)。

経歴

デビュー前

廣野保義厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1996年）

10月7日、デビュー戦は久保勇騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のタガノブリッツに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月18日、中9週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で久保勇騎手（1戦1勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

3歳（1997年）

1月6日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で久保勇騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月3日、中3週で迎えた4戦目は、4歳（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で久保勇騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったワイルドトルーンから2馬身差の2着となった。

3月10日、中4週で迎えた5戦目は、甲斐年光騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のクインマコーに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月20日、中5週で迎えた6戦目は、3歳戦のライラック特別 1組（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で甲斐年光騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月30日、中0週で迎えた7戦目は、3歳戦の若武者特別一（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で甲斐年光騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の牡丹特別 2組（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で甲斐年光騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のキョウエイアッパレに1馬身の差をつけて制した。

6月14日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のあじさい特別 1組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で甲斐年光騎手（4戦2勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のあさがお特別 1組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で甲斐年光騎手（5戦2勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（1998年）

3月19日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた11戦目は、鍛炭幸夫騎手を鞍上に迎えて、早春特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

3月24日、連闘で迎えた12戦目は、金原学騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で金原学騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に敗れた。

4月13日、連闘で迎えた14戦目は、六分儀座特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は鍛炭幸夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

4月20日、連闘で迎えた15戦目は、サンライズ特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は金原学騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったジュリアナガールからクビ差の2着に甘んじた。

4月28日、連闘で迎えた16戦目は、おひつじ座特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金原学騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスキャンタイセイに3馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

5月13日、中1週で迎えた17戦目は、薫風賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で金原学騎手（4戦1勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

5月19日、連闘で迎えた18戦目は、マルチヒーロー特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で金原学騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバテてしまい6着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた19戦目は、マルチレッグ特別（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で金原学騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

5歳（1999年）

4月8日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた20戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、富里特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。