オオヒエイ（1986年生、母ヒダカトツプレデイ）

オオヒエイ（1986年5月20日）は、日本の競走馬、種牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のキタノトウザイ（当時10歳）と交配したヒダカトツプレデイが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日高松風牧場。戦績は、地方23戦16勝2着2回。主な勝ち鞍は1990年の全日本アラブ大賞典。

経歴

デビュー前

鈴木冨士雄厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1988年）

7月17日、デビュー戦は西川栄二騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（大井ダート1000m 雨/重）に出走。馬体重は449kg。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサンバーストに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月9日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川栄二騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のメイホウマドンナに3馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

9月7日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（大井ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西川栄二騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアイマサユウキに6馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

9月28日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で西川栄二騎手（3戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のダイシンブリザードに9馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

10月17日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のもくせい特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で西川栄二騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のデールユーユに3馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

11月2日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のガーベラ特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西川栄二騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタイガーセンプウに2馬身の差をつけて無傷の6連勝を決めた。

12月3日、中3週で迎えた7戦目は、2歳戦のピラカンサス特別（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で西川栄二騎手（6戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のイダテンスターに2馬身半の差をつけて無傷の7連勝を決めた。

12月31日、中3週で迎えた8戦目は、2歳戦の万両特別（大井ダート1500m 内回り晴/良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は8戦連続で西川栄二騎手（7戦7勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のケイシージヨーンズに1馬身の差をつけて無傷の8連勝を決めた。

3歳（1989年）

2月10日、中5週で迎えた9戦目は、3歳戦の雪割草特別（大井ダート1600m 内回り雨/重）に58kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で西川栄二騎手（8戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスマノランナーに1馬身半の差をつけて無傷の9連勝を決めた。

3月28日、中6週で迎えた10戦目は、3歳戦の東京銀賞（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で西川栄二騎手（9戦9勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

4月27日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の千鳥賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で西川栄二騎手（10戦9勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったスマノランナーから1馬身半差の2着に敗北した。

6月19日、中7週で迎えた12戦目は、3歳戦のアラブダービー（大井ダート2000m 雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で西川栄二騎手（11戦9勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシヤインパワーに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、スターライト賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で西川栄二騎手（12戦10勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月18日、中4週で迎えた14戦目は、3歳戦のアラブ王冠賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で西川栄二騎手（13戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヒノデシヨウグンに1馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

11月23日、中4週で迎えた15戦目は、勝島賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で西川栄二騎手（14戦11勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のテンシヨウオーに1馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

12月26日、中4週で迎えた16戦目は、千代田区賞（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は16戦連続で西川栄二騎手（15戦12勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1990年）

1月15日、中2週で迎えた17戦目は、迎春特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で西川栄二騎手（16戦12勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月25日、約5か月半の休養明けで迎えた18戦目は、目黒区特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で西川栄二騎手（17戦12勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカズノフアストをアタマ差制して久しぶりの一戦を物にした。

7月17日、中2週で迎えた19戦目は、ワード賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で西川栄二騎手（18戦13勝）。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったフオーモサカウントから2馬身差の2着に敗北した。

8月10日、中2週で迎えた20戦目は、夕凪賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は20戦連続で西川栄二騎手（19戦13勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のカズノフアストに1馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

9月7日、中3週で迎えた21戦目は、スターライト（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は21戦連続で西川栄二騎手（20戦14勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のホーエイヒロボーイに半馬身の差をつけて優勝

11月19日、中9週で迎えた22戦目は、勝島賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は22戦連続で西川栄二騎手（21戦15勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に入った。

12月12日、中2週で迎えた23戦目は、高橋三郎騎手を鞍上に迎えて、全日本アラブ大賞典（大井ダート2600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のミスタートミカワに3/4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。