ブライトマリン（1993年生、母ブライトシウン）

ブライトマリン（1993年4月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスマコバクリーク（当時8歳）と交配したブライトシウンが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）明和牧場。戦績は、中央平地19戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年の5歳以上900万下(牝)。

経歴

デビュー前

佐藤全弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

2月3日、デビュー戦は高山太郎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は506kg。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のスルスミテスコを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

10月12日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた3戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1200m 曇/重）に出走。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

11月23日、中2週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は的場均騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

12月7日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は高山太郎騎手（1戦1勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ハナに立ち、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のミラーズタイムをクビ差振り切って2勝目をマークした。

12月22日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下のハッピーエンドカップ（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

4歳（1997年）

2月23日、中8週で迎えた7戦目は、5歳以上900万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

3月2日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

5歳（1998年）

1月10日、約10か月半の休み明けで迎えた9戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は高山太郎騎手（2戦2勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたプラジュニャスター決め手に屈してハナ差の2着となった。

1月31日、中2週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（3戦2勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力のある伸びを見せたが、勝ったフジノスピードオーにねじ伏せられて3/4馬身差の2着となった。

2月28日、中3週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高山太郎騎手（4戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のリーサルウェポンをクビ差振り切って勝利をモノにする

12月13日、約9か月半の休み明けで迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の鳥羽特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で高山太郎騎手（5戦3勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた13戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下のハッピーエンドカップ（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

6歳（1999年）

1月10日、中1週で迎えた14戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

1月31日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の青梅特別（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

2月13日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた16戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（東京ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は村田一誠騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

3月13日、中3週で迎えた17戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は高山太郎騎手（6戦3勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤマタケパークをクビ差だけ差し切って制した。

4月17日、中4週で迎えた18戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（7戦4勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

5月16日、中3週で迎えた19戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下の鎌倉特別（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高山太郎騎手（8戦4勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。