サンエムガリバー（1989年生、母サンエムビクトリー）
San M.Gulliver
1989.05.16
サンエムガリバー（1989年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダイナガリバー（当時6歳）と交配したサンエムビクトリーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）井高牧場。戦績は、中央平地24戦1勝、地方24戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1992年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
松田正弘厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1991年）
7月6日、デビュー戦は佐藤正雄騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。
7月27日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤正雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。
8月11日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館芝1000m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤正雄騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。
9月1日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館芝1700m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤正雄騎手（3戦0勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。
9月14日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤正雄騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。
12月21日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は6戦連続で佐藤正雄騎手（5戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。
3歳（1992年）
1月11日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤正雄騎手（6戦0勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。
1月26日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤正雄騎手（7戦0勝）。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。
2月9日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤正雄騎手（8戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったトロピカルメイクに詰め切れず、2馬身差の1着待望の初白星を挙げた。
3月1日、中2週で迎えた10戦目は、4歳500万下のゆきやなぎ賞（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で佐藤正雄騎手（9戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。
3月14日、中1週で迎えた11戦目は、3歳オープンのすみれステークス（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で佐藤正雄騎手（10戦1勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。
4月4日、中2週で迎えた12戦目は、4歳500万下のアザレア賞（阪神芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は12戦連続で佐藤正雄騎手（11戦1勝）。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。
4月18日、中1週で迎えた13戦目は、4歳500万下のはなみずき賞（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で佐藤正雄騎手（12戦1勝）。18頭立ての18番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて16着に終わった。
5月16日、中3週で迎えた14戦目は、4歳500万下のあやめ賞（京都芝2200m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で佐藤正雄騎手（13戦1勝）。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。
6月20日、中4週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で佐藤正雄騎手（14戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。
7月5日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で佐藤正雄騎手（15戦1勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。
4歳（1993年）
11月14日、約16か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた17戦目は、高橋康之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。
11月27日、中1週で迎えた18戦目は、藤井正輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。
12月11日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は高橋康之騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず12着に終わった。
12月25日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は藤井正輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って13着に終わった。
5歳（1994年）
1月8日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤井正輝騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。
1月22日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた22戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で藤井正輝騎手（3戦0勝）。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず13着に終わった。
2月5日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた23戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で藤井正輝騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では全く伸びず16着に終わった。
2月13日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は高橋康之騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。
4月25日、中9週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた25戦目は、山元久巳騎手を鞍上に迎えて、一般B3-4（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月9日、中1週で迎えた26戦目は、一般B3-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山元久巳騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5月22日、中1週で迎えた27戦目は、一般B3-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山元久巳騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
6月5日、中1週で迎えた28戦目は、一般B3-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山元久巳騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月19日、中1週で迎えた29戦目は、一般B3-4（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山元久巳騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月2日、中1週で迎えた30戦目は、一般B3-4（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で山元久巳騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月17日、中1週で迎えた31戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、一般C1-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。
7月31日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。
8月14日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったストックホールダーから3馬身差の2着となった。
8月29日、中1週で迎えた34戦目は、一般B3-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
9月12日、中1週で迎えた35戦目は、一般B3-4（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。
9月24日、中1週で迎えた36戦目は、一般B3-4（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で米倉知騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月10日、中1週で迎えた37戦目は、一般B3-4（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で米倉知騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月22日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1-2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で米倉知騎手（7戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったフェイロンから2馬身差の2着に敗北した。
11月7日、中1週で迎えた39戦目は、一般B3-4（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で米倉知騎手（8戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。
11月21日、中1週で迎えた40戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で米倉知騎手（9戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月5日、中1週で迎えた41戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般B3-4（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のミナガワウイングに1馬身半の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。
12月19日、中1週で迎えた42戦目は、特別ゴールデンジョッキー（金沢ダート1700m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6歳（1995年）
1月4日、中1週で迎えた43戦目は、特別福寿草特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
2月23日、中6週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた44戦目は、工藤勉騎手を鞍上に迎えて、一般B1-2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
3月9日、中1週で迎えた45戦目は、一般B1-2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で工藤勉騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3月21日、中1週で迎えた46戦目は、米田弘一騎手を鞍上に迎えて、一般B1-2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。
4月20日、中3週で迎えた47戦目は、高橋文雄騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2-2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
5月4日、中1週で迎えた48戦目は、一般B1 B2-2（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋文雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。