シゲルキリガミネ（2006年生、母トキファイター）

シゲルキリガミネ（2006年3月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋長野県『霧ケ峰』より」。毛色は青毛。種牡馬のグランデラ（当時8歳）と交配したトキファイターが21歳のときに産んだ13番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠橋本牧場。戦績は、中央平地26戦2勝。主な勝ち鞍は2009年の矢車賞(500万下牝)。

経歴

デビュー前

小島貞博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

7月26日、デビュー戦は中村将之騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

8月23日、中3週で迎えた2戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

9月14日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田嶋翔騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

11月15日、中5週で迎えた5戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は中村将之騎手（1戦0勝）。17頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のスイートマトルーフを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

12月14日、中1週で迎えた7戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳G1の阪神ジュベナイルフィリーズ（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。18頭立ての18番人気で大外18番ゲートからスタート。ハナに立ち、些か速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

3歳（2009年）

1月5日、中2週で迎えた8戦目は、3歳500万下の福寿草特別（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は田嶋翔騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた9戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1400m 小雨/重）に出走。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

2月21日、中2週で迎えた10戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のあすなろ賞（小倉芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、5着を確保した。

3月21日、中3週で迎えた11戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G3のフラワーカップ（中山芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳オープンの忘れな草賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は田嶋翔騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、リードを2馬身以上確保して、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

5月10日、中3週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳500万下の矢車賞（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（5戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のボンバルリーナに2馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

5月30日、中2週で迎えた14戦目は、3歳オープンの白百合ステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田嶋翔騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた15戦目は、3歳1000万下のあおぎりステークス（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で田嶋翔騎手（7戦1勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

10月25日、約4か月半の休養明けで迎えた16戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1000万下の三春駒特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい9着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上1000万下（京都芝1600m 外回り晴/重）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

11月21日、連闘で迎えた18戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1000万下（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた19戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下の豊明特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は田嶋翔騎手（8戦1勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

4歳（2010年）

1月11日、中3週で迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳以上1000万下の北大路特別（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（9戦1勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

1月30日、中2週で迎えた21戦目は、牝馬限定の4歳以上1000万下の中京スポニチ賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田嶋翔騎手（10戦1勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

2月7日、連闘で迎えた22戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の春日特別（京都芝1800m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は芹沢純一騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

10月24日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は田嶋翔騎手（11戦1勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。端を取り切り、後続を2馬身以上離して、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて15着に敗れた。

11月14日、中2週で迎えた24戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚色が衰えて18着に終わった。

12月12日、中3週で迎えた25戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

5歳（2011年）

1月23日、中5週で迎えた26戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。