トミケンボヌール（2007年生、母キョウワアゲハ）

Tomiken Bonheur

2007.04.02

トミケンボヌール（2007年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋幸福（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のタップダンスシチー（当時10歳）と交配したキョウワアゲハが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は長濱 忠。戦績は、中央平地1戦0勝、地方2戦1勝。主な勝ち鞍は2010年の一般C4八。

経歴

デビュー前

1歳のとき、長浜忠から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、長浜忠から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、富樫賢二によって210万円で落札された。

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

12月5日、デビュー戦は吉田稔騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は488kg。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に終わった。

3歳（2010年）

2月2日、中7週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた2戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイト水仙特別（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

11月7日、約9か月半の休養明けで迎えた3戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、一般C4八（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るボーレアを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って初勝利を挙げた。