マイネルフェスタ（2005年生、母パーティランド）

マイネルフェスタ（2005年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋祭り（伊）」。毛色は鹿毛。種牡馬のスターオブコジーン（当時17歳）と交配したパーティランドが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は船越伸也。戦績は、中央平地22戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2009年の浄土平特別(500万下)。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,600万円（16万×100口）で一口馬主が募集された。

稲葉隆一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

8月5日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は506kg。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したアドマイヤフォースを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

9月1日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、3着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた3戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のスパークキャンドルを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

10月13日、中2週で迎えた4戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、2歳G2のデイリー杯2歳ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた5戦目は、2歳500万下の百日草特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

3歳（2008年）

2月16日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、3歳500万下のセントポーリア賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（2戦1勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた7戦目は、3歳500万下の黄梅賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（3戦1勝）。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、5着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた8戦目は、3歳500万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた9戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の山藤賞（中山芝2000m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

5月17日、中3週で迎えた10戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の夏木立賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

6月8日、中2週で迎えた11戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

11月15日、約5か月半の休養明けで迎えた12戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の伊達特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

4歳（2009年）

2月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、4着に入り込んだ。

2月21日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

3月29日、中4週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、3着に終わった。

4月26日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下の浄土平特別（福島芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は木幡初広騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線に入ると、前で粘るセイカカリンバを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて久々に勝利を挙げた。

5月16日、中2週で迎えた17戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の六社特別（東京芝1600m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。18頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた18戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の葉山特別（東京芝1600m 曇/重）に出走。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

6月28日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

11月1日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（3戦1勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したケイエスバウアーに半馬身届かず2着となった。

11月15日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したトーセンオーパスを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

12月12日、中3週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下の揖斐川特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（5戦1勝）。18頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず11着に敗れた。