キタサングットマン（2012年生、母ラストアウィン）

キタサングットマン（2012年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋立派な男」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時14歳）と交配したラストアウィンが17歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）北光牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方35戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年のSAGAジョッキーズグランプリトライアル(C2-7)。

経歴

デビュー前

古賀史生厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

11月8日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。17頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず11着に終わった。

12月21日、中5週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず11着に終わった。

3歳（2015年）

1月24日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に敗れた。

2月14日、中2週で迎えた4戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

4月22日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1700m 晴/重）に56kgの斤量を背負って出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1600m 内回り晴/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1700m 雨/重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1700m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1700m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で坂下秀樹騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

7月11日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた12戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた15戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

9月27日、連闘で迎えた16戦目は、3歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C2 22（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C2 26（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のサンララミーに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月21日、中3週で迎えた19戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（6戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したコウザンダンサーを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

4歳（2016年）

1月4日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（7戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のキュウジツジュリアに4馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

1月31日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（8戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のランドグローリーを3/4馬身振り切って制した。

3月27日、中5週で迎えた25戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（9戦3勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた27戦目は、からあげもり山杯（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月14日、中1週で迎えた28戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く3着に敗れた。

6月19日、連闘で迎えた31戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた32戦目は、マスターシリーズ（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田順治騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

7月24日、中2週で迎えた33戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田順治騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月6日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田順治騎手（6戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

8月14日、連闘で迎えた35戦目は、SAGAジョッキーズグランプリトライアル（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（10戦3勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るソニックジェットを異次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて4勝目を収める

9月17日、中4週で迎えた36戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田順治騎手（7戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

9月25日、連闘で迎えた37戦目は、芙蓉賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（8戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月16日、中2週で迎えた38戦目は、3歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（9戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月29日、中1週で迎えた39戦目は、3歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（10戦0勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシゲルアカカマスを半馬身差し切って5勝目を掴み取った。