フジリーナ（2007年生、母クルジェアムール）

フジリーナ（2007年3月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋可愛らしい愛称」。毛色は芦毛。種牡馬のニューイングランド（当時10歳）と交配したクルジェアムールが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は小田健一。戦績は、中央平地3戦0勝、地方20戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

中野栄治厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

1月16日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は414kg。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず13着に終わった。

3月13日、中7週で迎えた2戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

6月26日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

8月25日、中8週で迎えた4戦目は、3歳戦のナイスホイップ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

10月16日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一般C3 11（高知ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

10月24日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた6戦目は、小杉亮騎手を鞍上に迎えて、一般C3ヘ（高知ダート1300m 雨/重）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

10月29日、連闘で迎えた7戦目は、一般C3 12（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小杉亮騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた8戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したスイセンキョウに半馬身届かず2着に敗北した。

11月21日、連闘で迎えた9戦目は、笹原名月誕生日特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は小杉亮騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

12月24日、中4週で迎えた10戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

4歳（2011年）

1月1日、連闘で迎えた11戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、初詣特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

1月9日、連闘で迎えた12戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

1月17日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3ヘ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

1月22日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（3戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

1月29日、連闘で迎えた15戦目は、角村格退職祝記念特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は小杉亮騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

2月5日、連闘で迎えた16戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は永森大智騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく4着に終わった。

2月13日、連闘で迎えた17戦目は、一般C3ホ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は小杉亮騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

2月20日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（5戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

2月25日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、一般C3ハ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（6戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた20戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、一般C14（福山ダート1250m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月27日、連闘で迎えた21戦目は、一般C15ニ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3三（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月17日、連闘で迎えた23戦目は、黒川知弘騎手を鞍上に迎えて、福山・高知連携海援隊シリーズ七戦（福山ダート1130m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。