ドーンエクスプレス（2021年生、母スナークスマイル）

Dawn Express

2021.05.10

ドーンエクスプレス（2021年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジアエクスプレス（当時10歳）と交配したスナークスマイルが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は見上牧場。主な勝ち鞍は2024年の黄連雀賞。

経歴

デビュー前

1歳のとき、見上牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、門別牧場によって330万円で落札された。2歳のとき、門別牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、上手健太郎によって704万円で落札された。

山崎裕也厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2023年）

11月10日、デビュー戦は山崎誠士騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は502kg。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで敢闘したが、勝ったイロハニホに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

12月11日、中3週で迎えた2戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳6（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

3歳（2024年）

3月11日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のスノーピーコックに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月1日、中2週で迎えた4戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の黄連雀賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエルリーブルを交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

4月18日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の若駒特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったケンタッキースカイに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

5月6日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の不如帰特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。