ドリームキッズ（1999年生、母セカンドサービス）

ドリームキッズ（1999年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のミホノブルボン（当時10歳）と交配したセカンドサービスが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は出口悟。戦績は、中央平地1戦0勝2着1回、地方10戦3勝。2001年のラベンダー賞(オープン)で2着に入った他、2001年の野菊賞(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

新田守厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2001年）

5月28日、デビュー戦は阿部英俊騎手を鞍上に据えて、2歳（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は475kg。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のキャノンスターに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月14日、中6週で迎えた2戦目は、2歳オープンのラベンダー賞（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったアグネスソニックにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

8月4日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のりんどう賞（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のツルマルダンサーに4馬身の差をつけて優勝

9月2日、中3週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の野菊賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のチュードサンデーに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月10日、中9週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞の若駒賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

12月9日、中3週で迎えた6戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の東北ジュベナイルチャンピオン南部駒賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

3歳（2002年）

4月6日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、3歳戦のスプリングカップ（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（5戦3勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月6日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた8戦目は、3歳地方重賞のダイヤモンドカップ（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（6戦3勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

8月16日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、畠山信一騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。12着に敗れた。

8月24日、連闘で迎えた10戦目は、3歳A2（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後はタカノヴェルサスと並んで6着同着となった。

4歳（2003年）

5月10日、約8か月半の休養明けで迎えた11戦目は、渡辺正彦騎手を鞍上に迎えて、一般A1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。