ロッソランパンテ（2020年生、母マウロア）

Rosso Rampante

2020.02.21

ロッソランパンテ（2020年2月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「赤(伊)+跳ね馬(伊)」。毛色は鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時10歳）と交配したマウロアが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はカミイスタット。主な勝ち鞍は2022年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、カミイスタットから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、堀田浩司によって770万円で落札された。

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

6月11日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のフィンガークリックをクビ差振り切って初白星を挙げた。

7月16日、中4週で迎えた2戦目は、2歳G3の函館2歳ステークス（函館芝1200m 小雨/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦1勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい13着に終わった。

10月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳1勝クラスのサフラン賞（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた4戦目は、2歳1勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバタバタになってしまい6着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた5戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、2歳G2の京王杯2歳ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で17番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。

3歳（2023年）

1月8日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの朱竹賞（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

2月4日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、牝馬限定3歳1勝クラスの春菜賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は木幡巧也騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

4月29日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた8戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（京都芝1400m 外回り 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

8月13日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は木幡巧也騎手（2戦0勝）。18頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい14着に終わった。

10月1日、中6週で迎えた10戦目は、小林勝太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

11月4日、中4週で迎えた11戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

4歳（2024年）

1月28日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、佐藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って11着に終わった。

2月24日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラスの秋吉台特別（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤翔馬騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

3月27日、中4週で迎えた14戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般B4（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に敗れた。