ロードラナキラ（2015年生、母エンジェリックレイ）

ロードラナキラ（2015年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+勝利(ハワイ語)」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時7歳）と交配したエンジェリックレイが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はケイアイファーム。主な勝ち鞍は2017年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

ロードサラブレッドオーナーズにて総額2,376万円（4.75万×500口）で一口馬主が募集された。

高野友和厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

9月9日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は446kg。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したジャンダルムを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

10月9日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

10月28日、中2週で迎えた3戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のメイケイダイハードをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

3歳（2018年）

1月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のなずな賞（中京芝1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた5戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に終わった。

8月19日、約6か月半の休養明けで迎えた6戦目は、J.モレイラ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

4歳（2019年）

7月13日、約11か月の休み明けで迎えた7戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの湯浜特別（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

7月27日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

8月25日、中3週で迎えた9戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの千歳特別（札幌芝1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

9月1日、連闘で迎えた10戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って12着に終わった。

11月30日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、4着を確保した。

12月28日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入った。

5歳（2020年）

1月18日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラスの鳥栖特別（小倉芝1200m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隼人騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

3月15日、中7週で迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラス（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隼人騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に敗れた。

4月26日、中5週で迎えた15戦目は、4歳以上1勝クラス（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は力尽きて9着に終わった。

5月23日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川須栄彦騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川須栄彦騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着を確保した。

7月26日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で川須栄彦騎手（5戦0勝）。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

9月12日、中6週で迎えた20戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で川須栄彦騎手（6戦0勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、4着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で川須栄彦騎手（7戦0勝）。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

12月19日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

6歳（2021年）

2月10日、中7週で迎えた23戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、夢前川特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい8着に敗れた。

2月20日、中0週で迎えた24戦目は、4歳以上1勝クラスの八幡特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

4月28日、中9週で迎えた25戦目は、由良川特別（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

5月27日、中3週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた26戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したデンコウブレイブを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月16日、中2週で迎えた27戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、兵庫馬事畜産特別（園田ダート1230m 雨/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた28戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、OBCラジオ大阪賞（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。