ベストフィーリング（2019年生、母フィールザレース）

ベストフィーリング（2019年1月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「最高のフィーリング」。毛色は鹿毛。種牡馬のドゥラメンテ（当時7歳）と交配したフィールザレースが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、マリモGによって9,936万円で落札された。

手塚貴久厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

11月7日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、伸びてきたドゥラドーレス決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

3歳（2022年）

1月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

4月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で横山武史騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のクインズステラに2馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

5月21日、中4週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（東京芝1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で横山武史騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月11日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山武史騎手（4戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた6戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

12月10日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

4歳（2023年）

1月9日、中3週で迎えた8戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

2月4日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は横山武史騎手（5戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のヤマニンクイッカーを3/4馬身振り切って2勝目を収める

4月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（東京芝1600m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るニシノレバンテをクビ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

5月28日、中3週で迎えた11戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの薫風ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり14着に敗れた。