トワノサチ（1988年生、母イエローツイツグ）

トワノサチ（1988年4月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のサンシャインボーイ（当時14歳）と交配したイエローツイツグが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は坂東ファーム。戦績は、中央平地8戦0勝、地方20戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は1993年の若松特別(C1一)。

経歴

デビュー前

木村和男厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1990年）

10月29日、デビュー戦は田部和広騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた2戦目は、佐藤正人騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月18日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は田部和広騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のアールボスに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月26日、連闘で迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田部和広騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノリンドをハナ差制して2勝目を手にした。

3歳（1991年）

1月29日、中4週で迎えた5戦目は、3歳戦の新春千葉盃（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田部和広騎手（3戦2勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月17日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のホワイトリボン特別（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田部和広騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月27日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦のサニースプリント特別（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田部和広騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の桜花賞（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田部和広騎手（6戦2勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のチューリップ特別（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田部和広騎手（7戦2勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったパワープレジデントから4馬身差の2着となった。

5月29日、中4週で迎えた10戦目は、3歳戦のカーネーション特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田部和広騎手（8戦2勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のミルコトブキに2馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

7月1日、中4週で迎えた11戦目は、3歳戦のあじさい特別（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で田部和広騎手（9戦3勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のフリーフライヤーに1馬身半の差をつけて4勝目をゲットした。

7月23日、中2週で迎えた12戦目は、ふみづき特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で田部和広騎手（10戦4勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月15日、中7週で馬体重を前走から21kg減らして迎えた13戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の利根川特別（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

10月19日、中4週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下の五色沼特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた16戦目は、小島太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の’91インターナショナルジョッキーズ2（東京芝1600m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

4歳（1992年）

4月18日、約5か月の休養明けで迎えた17戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた18戦目は、5歳以上900万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（4戦0勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

6月14日、中4週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下の日吉特別（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（5戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

7月18日、中4週で迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1000m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で木幡初広騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

12月28日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた21戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、一般B3三（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のダイイチサンズに3/4馬身の差をつけて休養明け初戦をモノにした。

5歳（1993年）

1月30日、中4週で迎えた22戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、若松特別（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のガーネットヒメに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月22日、中6週で迎えた23戦目は、クリスタル特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったトレンディギャルから4馬身差の2着に敗北した。

4月19日、中3週で迎えた24戦目は、卯月特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月13日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた25戦目は、薫風特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。11着に敗れた。

9月5日、約4か月の休養明けで迎えた26戦目は、ながつき特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（4戦1勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月19日、中5週で迎えた27戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、ベストステッキ特別（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。11着に敗れた。

11月23日、中4週で迎えた28戦目は、仲冬特別（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は張田京騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。11着に敗れた。