キラメキ（2018年生、母トワインブルーム）

キラメキ（2018年4月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「煌めき。本馬に対して感じた期待と可愛さより」。毛色は栗毛。種牡馬のエスポワールシチー（当時13歳）と交配したトワインブルームが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は有限会社大原ファーム。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

大江原哲厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

12月5日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山ダート1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は478kg。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

12月20日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着に入った。

3歳（2021年）

2月7日、中6週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着に入った。

3月7日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

4月3日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田豊騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

5月1日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田豊騎手（5戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

7月4日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 小雨/稍重）に出走。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したウインラザンツにアタマ差届かず2着に惜敗した。

7月17日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡育也騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで持ち堪えて、最後は2着のグランドライズに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月23日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg戻して迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で木幡育也騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

11月14日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた10戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で横山琉人騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

4歳（2022年）

2月12日、中9週で迎えた12戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は木幡育也騎手（3戦1勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

3月19日、中4週で迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は横山琉人騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で横山琉人騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

8月28日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた15戦目は、高橋利幸騎手を鞍上に迎えて、稲富大大笑典（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

9月26日、中3週で迎えた16戦目は、モミジアオイスプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋利幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた17戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、小六月特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

5歳（2023年）

1月30日、約3か月半の休養明けで迎えた18戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、雪化粧特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

3月14日、中5週で迎えた19戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、マーチスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

4月11日、中3週で迎えた20戦目は、ヤエザクラスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた21戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、春暖特別（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

5月3日、連闘で迎えた22戦目は、カーネーションスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

6月15日、中5週で迎えた23戦目は、木間塚龍馬騎手を鞍上に迎えて、湘南ひらつか七夕まつり記念杯（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

7月3日、中2週で迎えた24戦目は、さくらんぼ特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって7着に敗れた。

8月23日、中6週で迎えた25戦目は、法師蝉特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は木間塚龍馬騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた26戦目は、夕月夜特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木間塚龍馬騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。

10月16日、中4週で迎えた27戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた28戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったサンエイウイングに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

11月14日、中1週で迎えた29戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡ダート1000m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた30戦目は、一般B1（水沢ダート850m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた31戦目は、ゴールデンジョッキーズシリーズ第2戦（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

6歳（2024年）

3月18日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた32戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は村上忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るナイフレストを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

3月31日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るステキナココロを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

4月30日、中1週で迎えた35戦目は、駒形賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。