ピュウタージョオー（1988年生、母ウラカワペンダス）

ピュウタージョオー（1988年3月21日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のピユウターグレイ（当時9歳）と交配したウラカワペンダスが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）カタオカファーム。戦績は、中央平地12戦0勝2着2回、地方30戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は1993年の4歳以上C1-5。

経歴

デビュー前

久恒久夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1991年）

4月6日、デビュー戦は蓑田早人騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚がパッとせず16着に敗れた。

5月11日、中4週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で蓑田早人騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入った。

6月16日、中2週で迎えた4戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

7月20日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は蓑田早人騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

7月28日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

9月8日、中5週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で蓑田早人騎手（5戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい13着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で蓑田早人騎手（6戦0勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

10月5日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で蓑田早人騎手（7戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で蓑田早人騎手（8戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、ローベルジェミニに交わされて2馬身差の2着となった。

11月2日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で蓑田早人騎手（9戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた12戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったパーフエリアに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4歳（1992年）

1月19日、中8週で迎えた13戦目は、高橋文雄騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月6日、中2週で迎えた14戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋文雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた15戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋文雄騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高橋文雄騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋文雄騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた18戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で高橋文雄騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月26日、中3週で迎えた19戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高橋文雄騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた20戦目は、一般B3（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で高橋文雄騎手（7戦0勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイダイコバンから5馬身差の2着となった。

5月29日、中2週で迎えた21戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で高橋文雄騎手（8戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で高橋文雄騎手（9戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月13日、中3週で迎えた23戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で高橋文雄騎手（10戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた24戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で高橋文雄騎手（11戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のトナミセンゴクに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月14日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で高橋文雄騎手（12戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月10日、中3週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた26戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で高橋文雄騎手（13戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月7日、中3週で迎えた27戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で高橋文雄騎手（14戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた28戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で高橋文雄騎手（15戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったハナブサリユウから1馬身差の2着となった。

11月11日、中1週で迎えた29戦目は、藤村龍也騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた30戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高橋文雄騎手（16戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったノーザンプリンスからハナ差の2着となった。

12月19日、中1週で迎えた31戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋文雄騎手（17戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1993年）

1月4日、中1週で迎えた32戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋文雄騎手（18戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月16日、中1週で迎えた33戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋文雄騎手（19戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた34戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋文雄騎手（20戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた35戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋文雄騎手（21戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月3日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から13kg減らして迎えた36戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1420m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後はロングリーダーと並んで5着同着となった。

5月16日、中1週で迎えた37戦目は、一般（水沢ダート1420m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったカナンダイナから5馬身差の2着となった。

5月29日、中1週で迎えた38戦目は、一般（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月5日、連闘で迎えた39戦目は、一般（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月12日、連闘で迎えた40戦目は、一般（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月20日、中4週で迎えた41戦目は、大瀬戸豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンヒューマから1馬身半差の2着となった。

8月2日、中1週で迎えた42戦目は、4歳以上C1-5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大瀬戸豊騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモウィナーに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。