キャンディカラー（2002年生、母ファビュラスクライム）

キャンディカラー（2002年3月4日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「キャンディのように明るい色」。毛色は青鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時10歳）と交配したファビュラスクライムが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）チェスナットファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方9戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の4歳以上D1二。

経歴

デビュー前

松田博資厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

7月9日、デビュー戦は安藤勝己騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 小雨/良）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた2戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

12月1日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D4三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、後続との差を2馬身以上保って、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブルーティアーズに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2006年）

1月2日、中4週で迎えた4戦目は、4歳以上D1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

2月1日、中3週で迎えた5戦目は、4歳以上D1二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のナイトフォールを半馬身振り切って2勝目を掴み取った。

3月2日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上C6三（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、セイントファーザーにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

3月14日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上C4一（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

4月11日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上C4一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で大山真吾騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C5一（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で大山真吾騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた10戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したラガーチトセオーを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

5月25日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。