ハンナ（2013年生、母リップスポイズン）

ハンナ（2013年1月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープインパクト（当時11歳）と交配したリップスポイズンが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、高橋仁によって2,916万円で落札された。

大江原哲厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

2月14日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は400kg。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、抜け出したリルティングインクを捕まえ切れず、1馬身3/4差の2着となった。

2月27日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

4月10日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

6月18日、中9週で迎えた4戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入った。

7月10日、中2週で迎えた5戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に敗れた。

7月17日、連闘で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で井上敏樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線では伸びを欠き12着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で井上敏樹騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では総身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のミスズマンボを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。