リッツクイン（2001年生、母シーザーリッツ）

リッツクイン（2001年5月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋女王」。毛色は青毛。種牡馬のベストタイアップ（当時9歳）と交配したシーザーリッツが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は田湯牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方18戦6勝。主な勝ち鞍は2004年の3歳C2。

経歴

デビュー前

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

2月1日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

2月22日、中2週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に敗れた。

4月3日、中5週で迎えた3戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝2000m 晴/重）に出走。18頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後は失速してしまい16着に終わった。

7月12日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた4戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のチップインバーディに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月25日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた5戦目は、3歳C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のマルカンベガに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月8日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトーホクカツコに4馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

8月22日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた8戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月18日、連闘で迎えた9戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマリアテンをアタマ差制して先頭ゴールを果たした。

10月3日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で草地保隆騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトキノロイヤルに2馬身半の差をつけて優勝

10月11日、連闘で迎えた11戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で草地保隆騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のミスイリュージョンをハナ差制して1着ゴールを果たした。

11月7日、中3週で迎えた12戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で草地保隆騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で草地保隆騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月26日、中4週で迎えた14戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で草地保隆騎手（6戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2005年）

1月3日、連闘で迎えた15戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で草地保隆騎手（7戦3勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月10日、連闘で迎えた16戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で草地保隆騎手（8戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、新緑賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で草地保隆騎手（9戦3勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた18戦目は、一般B3（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で草地保隆騎手（10戦3勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

5月3日、連闘で迎えた19戦目は、一般B3（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で草地保隆騎手（11戦3勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた20戦目は、菅原幸弘騎手を鞍上に迎えて、一般B3（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

6月19日、中3週で迎えた21戦目は、一般B3（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（12戦3勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。