レディプリンセス（2004年生、母レディミューズ）

レディプリンセス（2004年2月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋王女」。毛色は鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時19歳）と交配したレディミューズが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）ケイアイファーム。戦績は、中央平地12戦0勝2着1回、地方5戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の祝!裕子さん四十路記念(一般C21)。

経歴

デビュー前

ロードサラブレッドオーナーズにて総額2,940万円（5.88万×500口）で一口馬主が募集された。

坂口正大厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

5月27日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は462kg。18頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

6月17日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に敗れた。

9月1日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で浜中俊騎手（2戦0勝）。18頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、6着に入り込んだ。

9月29日、中3週で馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた4戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1800m 外回り曇/良）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で浜中俊騎手（3戦0勝）。18頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

11月4日、中4週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた5戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C30（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったレイクヘリオスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月23日、中2週で迎えた6戦目は、祝!裕子さん四十路記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のローリエカルラを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

12月30日、中4週で迎えた7戦目は、さざんか特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

4歳（2008年）

1月22日、中2週で迎えた8戦目は、一般C28（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた9戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C27（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したレディカーニバルにクビ差届かず2着に甘んじた。

4月19日、中9週で迎えた10戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1200m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、勝ったカシノテンカにねじ伏せられてハナ差の2着となった。

5月18日、中3週で迎えた11戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に敗れた。

6月29日、中5週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 小雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は草野太郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

5歳（2009年）

2月15日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では最後まで息が続かず15着に終わった。

3月14日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

4月11日、中3週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、5着に終わった。

5月9日、中3週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大野拓弥騎手（3戦0勝）。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月6日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大野拓弥騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。