ラッキーガール（2010年生、母アイズオブユー）

ラッキーガール（2010年4月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時14歳）と交配したアイズオブユーが19歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、地方26戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2013年のデネブ賞(一般B3三)。

経歴

デビュー前

8歳のとき、グランド牧場から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、フィールドラックによって108万円で落札された。

鷹見浩厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2012年）

6月24日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は437kg。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず5着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアポロカイラスを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月1日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦1勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

10月26日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、2歳戦のおおわし特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

11月16日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮戦したが、コパノエクスプレスに交わされて3馬身半差の2着に敗北した。

11月30日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦の雷鳥特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（5戦1勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着を確保した。

12月30日、中3週で迎えた7戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のたんちょう特別（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

3歳（2013年）

1月10日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の風波スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、フォリッドに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

2月7日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦の飛翔スプリント（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（7戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（8戦1勝）。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の菜の花特別（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（9戦1勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい9着に敗れた。

3月28日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のフォーチュネイトパンジー特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（10戦1勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。

4月23日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦のフォーチュネイトライラック特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（11戦1勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、勝ったワールドステルスにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

6月7日、中5週で迎えた14戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で和田譲治騎手（12戦1勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったネコセンプーをハナ差捉え切れず2着となった。

6月26日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦の白百合特別（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で和田譲治騎手（13戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るグッドネスを異次元の末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月29日、中4週で迎えた16戦目は、アンタレス賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で和田譲治騎手（14戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月26日、中3週で迎えた17戦目は、デネブ賞（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で和田譲治騎手（15戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のグラッツェーラをハナ差振り切って3勝目を手にした。

10月3日、中4週で迎えた18戦目は、ドラマティックナイト賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で和田譲治騎手（16戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた19戦目は、時雨月賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で和田譲治騎手（17戦3勝）。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

4歳（2014年）

3月31日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた20戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、オメガ賞（大井ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって13着に敗れた。

4月25日、中3週で迎えた21戦目は、ケンタウルス賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（18戦3勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた22戦目は、プレアデス賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

6月5日、中2週で迎えた23戦目は、アレキサンドライト賞（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は失速してしまい14着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた24戦目は、八犬伝スプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（19戦3勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

6月23日、連闘で迎えた25戦目は、瀬川将輝騎手を鞍上に迎えて、サンケイスポーツ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた26戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、アルタイル賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。