ステイトオブプレイ（1994年生、母テンザンフレンド）

ステイトオブプレイ（1994年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラシアンルーブル（当時14歳）と交配したテンザンフレンドが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）金成吉田牧場。戦績は、中央平地11戦2勝2着1回、地方3戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

工藤嘉見厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

9月7日、デビュー戦は菊沢隆仁騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

9月15日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で菊沢隆仁騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では全く伸びず4着に終わった。

10月5日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆仁騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、勝ったスナークワカバにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

10月27日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で菊沢隆仁騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

11月17日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菊沢隆仁騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

3歳（1997年）

3月26日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップココナッツ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菊沢隆仁騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

4月5日、中0週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で菊沢隆仁騎手（6戦0勝）。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で菊沢隆仁騎手（7戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた9戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のゴールデンシリーズ第10戦（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントアラームからクビ差の2着となった。

6月1日、中3週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢隆仁騎手（8戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線に入ると、前で粘るアイリッシュパークを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

6月14日、中1週で迎えた11戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆仁騎手（9戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた12戦目は、4歳500万下の露草賞（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆仁騎手（10戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

4歳（1998年）

3月10日、約8か月半の休み明けで迎えた13戦目は、ヒヤシンス特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆仁騎手（11戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で菊沢隆仁騎手（12戦1勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のチョウカイクラウンをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。